気象観測情報の見方を知ろう

日常の天気を把握するために、メディアを通して天気予報を目にする機会も沢山あるでしょう。しかし、気象観測された情報を見てもさっぱり分からないまま見ている方も大勢いらっしゃいます。この際に少しでも情報提供された図を理解しておくと天気図を見る楽しさ、理解度が上がるので把握させておくと良いでしょう。よく見る図として、白い線が大きな円で覆うように描かれているのが等圧線、その白い線の中心に高、低と記載されているのは高気圧、低気圧となります。これは大気の圧力、つまり気圧の事を意味しており、高気圧の場合は一般に雲が発生しにくい状態になっており雨が降りにくい状況にあります。逆に低気圧は周囲の気圧差が影響して中心に向かって空気が集まり上昇気流が発生します。この為雲ができ、雨が降りやすくなる状況にあります。これだけでも知っておくと自己判断で雨予防や対策を取る事が可能となります。

気象観測は人工衛星だけではない

毎日の天気予報を確実なものにするにはやはり毎日の気象観測が欠かせません。その気象の観測で代表的なのは気象観測衛星です。この人工衛星は高度36000kmの静止軌道上に配置することで地球の自転と同じスピードで自転するために常時観測が可能となり日本周辺の雲や気圧などをリアルタイムに観測が可能になりました。そして台風などの動きを予測しやすくなりまして海や山に限らず平地でも多くの人の命を助けてきました。しかしこの気象の観測は人工衛星だけではありません。地味ですが日本の各地には測候所がたくさんあって毎日雨風気温その他の天気を観測してますし、地域気象観測システムと称するアメダスは雨雲は測候所以外の日本各地とその周辺に約1300か所くらい設置されていて、雨、風、雪、気温などの情報を無人で自動観測してその情報は逐一オンラインで送信されています。ちなみにこの自動観測所で使用される雨量計は転倒ます型雨量計と称して1回転倒すると0.5mmの雨量があると観測されます。

気温の気象観測は百葉箱でなく通風筒の中で

気象観測は雨雲や台風の行方だけでなく、気圧や気温や風速など様々な計測がなされます。そのなかで気温は特に夏場は暑いので毎日が気になるところであります。その気温の計測で長い間貢献してきたのが百葉箱でした。これは風通しの涼しい木造の箱が地上の約1メートル半ほどの高さに設置されていて、その中に温度計を入れて観測をし、そのデータは定時になると職員が箱を開けて内部の温度をメモしていました。しかしこの百葉箱は今では姿を段々と消しています。というのは観測のやり方が進化したためでした。すでに90年代になると温度計はアナログ式からデジタル式に更新され、温度計測は職員が定時に温度計そのものを観測しなくてもオンラインでコンピューターにつながってそれに表示されるようになったからです。そのデジタル観測では温度計は百葉箱でなく金属の通風筒の中に設置されています。この通風筒の内部にはファンがついていて風通しは下から来るように工夫をされています。

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